天国の海、ラニカイビーチへのオススメの行き方
前回の記事はこちら↓

カイルアタウンからラニカイビーチまでの行き方
まず、ラニカイビーチに行く際には必ずカイルアビーチを通って行くことになることを初めに言っておく。
ワイキキ方面からカイルアタウン・カイルアビーチまでのオススメの行き方については別の記事でまとめているので、こちらを参考にして頂ければと思う。

徒歩は全くオススメできない
まず、徒歩を検討している方へ。
下記は徒歩でカイルアタウンからラニカイビーチに至るまでのルートである。
まず①カイルアタウンから②のカイルアビーチまで徒歩25〜30分かかる。
そして②カイルアビーチから③ラニカイビーチまでさらに徒歩20分かかる。
つまり、合計で50分かかることになる。
それも、②から③の間は丘を越えなければならず、結構な坂を上がって下らなければならない。
私達はカイルア到着初日にカイルアビーチまで歩いたが、いくら歩くのが好きでもカイルアビーチまでが限界だと思われる。
歩いて行った様子は別記事でまとめているので参考にして頂ければと思う。↓

下記で紹介するどの手段も気が進まない、何が何でも歩いて行く!という方は、止めはしないが、わざわざラニカイビーチまで行く必要はないのではと思う。
海の綺麗さで言えばカイルアビーチとラニカイビーチでは差異は無いので、異なる点と言えば人の多さだけだからだ。
カイルアビーチの方が人が多いと言っても、芋の子を洗うようなワイキキビーチとはレベルが違う。
人が多くてストレスを感じるようなことはない。
利便性も含めて考えればカイルアビーチが一番快適に過ごせるので、その点も頭の片隅に置いて計画することをオススメする。
70番バスでも行けることは行ける
バスであれば、ラニカイビーチまで徒歩3分の場所まで連れて行ってくれる。
ホールフーズの前のバス停(Kailua Rd + Opp Oneawa St)から70番バスに乗り、「Aalapapa Dr + Kaelepulu Dr」というバス停で降りれば良い。
乗車時間は約11分だ。
しかし、どこのサイトでも言われている通り、70番バスは1時間に一本ほどと、本数が少ない。
なので予め帰りの時間も調べておき、計画的に行動することをオススメする。
ただ、せっかく天国の海。
地元ロコのように、何も気にせず、気の向くままにゆっくりと過ごすのがツウな過ごし方というもの。
(今、何時!?バスの時間は!?)などと常に時間を気にしなければならないと、あまり心の底から楽しめないのではないだろうか。
というわけで、バスで行く方法も、オススメかと聞かれれば、うんとは言いづらい。
レンタカー
レンタカーは、ラニカイビーチ行きで言えば2番目にオススメの方法だ。
但し、ラニカイビーチまでではなく、カイルアビーチの東側駐車場に停め、そこから歩いて行く方法だ。
カイルアビーチパークは、上記の地図の通り「カエレプル運河」という川に分けられて東側と西側に分かれている。
駐車場も東側と西側があるが、ラニカイビーチへ行くには東側の方が近い。
但し、東側の方が賑わっているだけあり、昼頃には満車になる。
東側駐車場からラニカイビーチまでは徒歩10分の道のりを歩くことになる。
それも歩きたくないなら、わざわざラニカイビーチへは行かずにカイルアビーチで過ごせば良い。
ラニカイビーチの近くの公園などに路上駐車できるとの情報もあるが、近年、路上駐車に対する取り締まりがどんどん厳しくなって来ているので、間違って禁止時間帯に停めようものなら速攻で駐禁チケットを切られるだろう。
アメリカ在住などで道路標識のサインの読み方やラインの色などの見方に慣れている人でない限り、やめておいた方が良い。
慣れていたとしても、僅かなスペースを巡って近辺を車でウロウロしている間にあっという間に10分経ってしまうので、初めからカイルアビーチに停める方が賢明だ。
ナビに”Kailua Beach Park Parking”と入れれば連れていってくれるだろう。

レンタサイクル
やはりラニカイビーチに行くならダントツで自転車がオススメだ。
自転車があれば、カイルアタウンからラニカイビーチまで12分ほど、カイルアビーチからラニカイビーチの間も、3〜5分で着いてしまう。
また、カイルアビーチパーク内はサイクリングロードが整備されているので、サイクリングするだけでもとても気持ちが良い。
荷台に荷物を乗せられるので、私達はシュノーケリングセットを一式乗せてラクラク運んで行くことができ、快適だった。
カイルアにある3店舗のレンタサイクルショップの料金を比較した記事も書いているので、是非参考にして頂ければと思う↓

カイルアタウンからラニカイビーチまでサイクリング
カイルアタウン→カイルアビーチ
ザ・バイクショップで無事ビーチクルーザーバイクを借りた私達は、一気にラニカイビーチを目指した。
↑カイルア・ロードの景色。
この辺りの道はサイクリングロードも広々としていて気持ちが良い。
カイルアビーチパーク内をサイクリング
カイルアビーチパークに着くと、ビーチパークの西の端から東の端までサイクリングロードが整備されているので、そこを走ってカイルアビーチパークを突っ切って行く。
↑カイルアビーチパークのサイクリングロードの西の端。先の方に東側へ繋がる橋が見える。
↑カイルアビーチパークを東と西に分けるカエレプル運河。川の中でも遊んでいる人達がいた。
↑カイルアビーチパーク東側の駐車場。これは13時過ぎに撮った写真だが、既に満車のようだった。
カイルアビーチパークのサイクリングロードを端まで来たら、ビーチパークを出て道沿いに左へ曲がる。
そこへ待ち受けているのが結構な坂道だ。
気合いを入れて漕ぎ上がれば、普段ナマけている私でもなんとか一息に登り切ることができた。
ラニカイビーチに至る道
↑坂道を上がり切った所からがラニカイビーチだ。向こうの方に双子の島、モクルア・アイランドが見える。
↑坂道を登り切って振り返ってみれば、後ろにはカイルアビーチの絶景が広がる。澄み渡るエメラルドグリーンだ!
この坂道を降りて行くと少し道幅が狭くなり、モクルア・ドライブの海側には豪邸が並び、海は全く見えなくなる。
このギッシリと建った豪邸と豪邸の間に、たまにラニカイビーチへ通じる細い路地があるので、その路地を抜ければラニカイビーチへ行くことができる。
この細い路地は全部で11本ほどあるらしいが、私達はいつもカイルア寄りから4本目の路地を入っていた。
(ビーチへ向かう人々は大体この4本目から入って行くので、すぐに見つけることが出来るだろう。)
自転車を固定できる柱が無い…そんな時は?
この路地は狭く、自転車を停めると迷惑になるし、固定できそうな柱も無い。
仕方がないので、私達は路地を抜ける所まで自転車を運び、ビーチの手前の草むらに停めた。
停める物が無い時は、2台の自転車を二つの鍵でギッチリと結び付けておけば良い。
天国の海、ラニカイビーチでシュノーケリング
これぞ「ブルーハワイ」の海!
モクルア・ドライブか4本目の路地を入り、その先へ抜けると…
そこには天国が待っていた…
真っ白な砂浜に透き通ったエメラルド色の海…最高だ…
私達は午前10時前後に着いたのだが、やはりカイルアビーチに比べると人は少ない。
水が綺麗すぎる。。
向こうの方に、ラニカイビーチのランドマークとも言うべく、双子のモクルア島が見える。
モクルア島のハワイ語の正式名称は”Nā Mokulua(ナ モクルア)”、「二つの島」と言うらしい。
左の大きい方の島が”Moku Nui(モク ヌイ)”、右の小さな方の島が”Moku Iki(モク ヌイ)”。
どちらもハワイ州の海鳥保護区に指定されており、モク イキは全面的に立ち入り禁止だが、モク ヌイは一部上陸できる箇所があるらしい。
向こうの方にカヤックでモクルア島を目指す人達を発見。
カヤックでのモクルア島巡りは人気アクティビティらしいが、2011年にはモク ヌイに上陸した青年が波にさらわれて死亡する事件も起きているので、あまり舐めてかかると危険なようだ。
ラニカイビーチのシュノーケルで出会えた魚たち
ボートの辺りにビーチタオルを敷き、荷物置き場を作る。
持参したシュノーケルセットを装着し、いざ、天国の海へ!
外は強い陽射しで汗が滲み出てくる暑さだったが、ラニカイの海の水はひんやりしていてとても気持ちが良かった。
水温は推定26度くらいだと思われる。
冷たくなく、かと言ってぬるくもなく、下手すれば一日中浸かっていたくなる水温だ!
早速顔を浸けて海の中を覗いてみる。
…サンゴあるじゃん!
1. クギベラ
クギベラちゃん、発見♪
この色は、メス。
クギベラはミチュっとチューの形に突き出たお口が何とも言えずキュートである。
↓資料をお借りすると、こんな魚だ。
参考:東京ズーネット「大変身する魚、クギベラ」より
そして少し沖の方へ泳げば、人気のあるサンゴの周りには結構沢山魚がいるではないか!
実はカメラマンは夫に任せ、私は沖の方で勝手に遊んでいたので、私が見られたお魚さん達の写真はカメラに収められていない…(すみません…)
この後はウィキペディアより資料をお借りして、私が見られた魚を紹介する。
2. ミスジリュウキュウスズメダイ
参考:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Dascyllus_aruanus.jpg
比較的浅い所にあるサンゴにも、ちびっちゃい白黒の縞々の魚がわ〜っと群がっているので簡単に見つけられると思う。
3. ゴマチョウチョウウオ
参考:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Chaetodon_citrinellus_2.jpg
これまたお口がチューの形になっていて可愛い子である。
この子達も結構見かけたので、魚達に人気のあるサンゴを探し出せれば、見かけられると思われる。
4. ハワイアン・サージャント
参考:海魚図鑑
5. ナンヨウハギ – ニモでお馴染みの「ドリー」!
参考:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Blue_tang_(Paracanthurus_hepatus)_01.jpg
とても綺麗なブルーをしているので、目の前をこの子が泳いでいると一気に目が奪われてしまう。
私は2日入って1度だけ見かけることができた。
とまあ、名前が分かるのはこれくらいなのだが、実際にはもっと沢山見られたと思う。
実は今回私が一番会いたかったのは、ハワイの州魚「フムフムヌクヌク(タスキモンガラ)」という可愛いヤツなのだが、残念ながらラニカイビーチにはいないようで、会うことはできなかった。
これはハナウマ湾でのお楽しみにしておこう♪
↑何とも愛くるしいフムフムヌクヌクアプアー(タスキモンガラ)
ラニカイビーチでのシュノーケルはオススメ?
カイルアビーチについては「波が高いのでシュノーケリング向けではない」とのコメントも見られたが、ラニカイビーチは波も高くなく、サンゴもあり、沢山魚が見られたので個人的にはオススメだ。
近年、ハナウマ湾は押し寄せる観光客のおかげで水質汚染が激しいようで、10年ぶりに行ってみた私は、水の汚さ、激減してしまった魚の数にショックを受けてしまった。
それに比べれば、ラニカイビーチは人間が少ないおかげか、自然が保たれ、のんびり泳ぐ魚達の姿を見ることができる。
但し、シュノーケルをしたことが無い、または海の入り方もよく分からない初心者や小さな子供は自粛した方が良い。
魚が多い場所に行くにはサンゴの上をすり抜け、足のつかない場所まで行かなければならないからだ。
万が一マスクの中に水が入ってしまうなどしてパニックになれば、本人も危険だし、足をバタバタさせてサンゴを蹴散らして破壊してしまうことになるからだ。
2回以上シュノーケルするなら、レンタルよりも持参がオススメ
もしもハワイ滞在中に2回以上シュノーケリングをする予定があるならば、レンタルよりも日本で購入して行ってしまった方が安くつく。
今回私達はラニカイビーチで2回、ハナウマビーチで1回シュノーケルをしたのだが、レンタル料を調べた結果、日本で購入して行くことにした。
これについてはまた別の記事で書きたいと思う。
↓ブログランキング参加中♪
2018年8月 7泊8日ハワイ旅行
1日目 カイルア滞在(バケーションレンタル)
- Uberを利用してホノルル空港→カイルアへ
- カイルア ホールフーズのデリでランチ
- Airbnbで手配した宿泊先へチェックイン
- カイルアビーチまで地元散歩…からの花粉症発症!?
- 夕暮れ時のカイルアビーチと、やっておけば良かった楽しみ方
- 人気店ウアヒ アイラン ドグリルで絶品ハワイ料理
2日目 カイルア滞在(バケーションレンタル)
- ブーツ&キモズでメニューを間違える痛恨のミス!
- カイルアのレンタサイクル3店舗を比較→自転車GETでロコ気分
- ラニカイビーチでシュノーケリング
- $10未満でボリューム満点ランチができるFatboy’s
- カイルア ファーマーズマーケットで夜ご飯
3日目 カイルア滞在(バケーションレンタル)
4日目 ワイキキ滞在(アロヒラニ・リゾート)
- ハワイ最大のローカルの祭りMade in Hawaii 2018
- ハワジュ:お手頃価格で素敵なバングルが欲しい!→今人気のローカルジュエリーをご紹介
- アロヒラニ・リゾート1Fの「モモサン・ワイキキ」でディナー
5日目 ワイキキ滞在(アロヒラニ・リゾート)
- ハナウマ湾でシュノーケリング
- 至高のルアウ「パラダイス コーヴ」
6日目 ワイキキ滞在3日目(アロヒラニ・リゾート)
- ヒルトン・ワイキキの「マック24/7」で朝食
- オアフ島一周ツアー
- ヤードハウスでディナー
7日目 ワイキキ滞在4日目(アロヒラニ・リゾート)
- 「デュークス・ワイキキ」で朝食
- ロイヤルハワイアンセンターでフラレッスン
- カラカウア通りをアラモアナまで散歩
- アロヒラニ・リゾートの空中バーで食前酒
- マヒナ・アンド・サンズで最後の夕食
8日目 帰国日
- アロヒラニ・リゾート→ホノルル空港へ