カイルア→ワイキキへのUberの車中で現地ロコ情報を入手
前回の記事はこちら↓

カイルア滞在を終え、ワイキキに移動することになっていたこの日。
実はワイキキでの計画はあまり綿密に練っていなかったのだが、このカイルア→ワイキキへの移動の際に使ったUberで、ドライバーのおばちゃんから耳寄り情報をもらったのだった。
カイルア→ワイキキ移動に再びUberを利用
ハワイ到着後4日目となるこの日、名残り惜しくもカイルアを離れ、ワイキキへ移動することになった。
この前日に海水を飲まされた私のiPhoneSEは、一晩明けたら無事復活してくれ、Uberを呼ぶことができた。
…「カイルアにはUberドライバーがいないから使えない」
なんていう情報もちらほらあってドキドキしていたのだが、実際にはカイルア在住のUberドライバーもいるので無問題だった。
現に私達が呼んだUberのドライバーは、私達の滞在先から10分程度の場所に住む現地ロコのおばちゃんだった。
私達が呼んだのは朝9:00頃で、約$35で手配できた。
ちなみにこの1時間前、朝8:00に配車を試みたところ、乗車料金$78、配車までに19分の車両しか見つからなかったので、Uberのドライバー達が活動する時間帯を見定めて手配しないと高くつくことになる。
上記の画面のドライバーの紹介で「車内の会話で知られています。」という記載に、少し楽しみになった。
迎えに来てくれたのは、予想に反して結構イカツイ車でビックリ!(笑)
↑オープンな荷台に乗せられたスーツケースは、道中の通り雨で結構濡れたw
Uberのおばちゃんと盛り上がる会話
事前情報通り、Uberドライバーのおばちゃんは気さくな人で、
「うちの息子達の学校が始まったから、準備させて送り出したところでUberを立ち上げたらすぐにあなた達からの配車依頼が来たのよ〜」
とか、
「最近、本土から大量のホームレスが送られて来たから、ワイキキだけじゃなくてカイルアでも大きな問題になっているのよ〜」
なんていう話も聞かせてくれた。
そんな中、ワイキキに近くに連れ、道がやたらと混んで来た。
やっぱりワイキキに近付くと道が混むなぁ…なんて思っていると、
「今日は特に渋滞が酷いわね。みんなMade in Hawaiiに行くのね。」
と言う。
Made in Hawaii?
おばちゃんによると、年に一度、毎年8月に行われる、ローカルの人達が一斉に集う、ハワイで最大のお祭りイベントなんだとか。
「ハワイ中から、農家やローカルデザイナー達が集って、出店を開くのよ!」
何だかとても面白そうだ!
無事にワイキキ滞在中のホテル、アロヒラニ リゾート ワイキキビーチに到着すると、すぐさま詳しい情報をチェックしてみることにした。
ホテルのコンシェルジュさえ知らない、”Made in Hawaii”とは?
そんなに大きなイベントなら、ホテルのコンシェルジュに聞けば手っ取り早く行き方や案内書をくれるかもしれない。
という訳で、アロヒラニのコンシェルジュにMade in Hawaiiのことを尋ねてみた。
すると。。
スタッフ一同口を揃えて「知らない」と言う。
コンシェルジュが聞いたことがないということは、外国人観光客はほとんど行かないということだ。
自力で調べてみるしかない。
この時は公式サイトを探し当て、開催場所を調べるや否やすぐに向かってしまったのだが、事前にもっと調べておけばもっと楽しめたと思う。
Made in Hawaiiとは
公式ウェブサイトは以下↓

※2018年版なので、リンク切れしている場合は”Made in Hawaii 2019″などで検索してみると良いだろう。
内容
Made in Hawaiiはホノルル、アラモアナ近くで開催されるハワイ最大にしてローカルに大人気のお祭りイベント。
オアフ島だけでなく、ハワイ島、カウアイ島、マウイ島、モロカイ島など、ハワイ全土から約400もの物産店やアパレル、アクセサリーなどの店が出展するほか、ハワイ人気のミュージシャンによるコンサートも開かれる。
出店の展示マップなどの詳細な情報も公式サイトからダウンロードすることができる。
(下記は2018年版)
http://www.madeinhawaiifestival.com/Portals/0/documents/2018_mihf_program.pdf
↓出店の展示マップを見るだけでも、その店舗の数の多さが伺える。
<展示ホールマップ>
<アリーナMAP>
ホールの方はアパレルやハワイアンアクセサリーなど、ハワイ産のアイテムを販売するブースが並ぶ。
ドーム型のアリーナの方はハワイ産のフードセクションとなっており、巨大なファーマーズマーケットという感じ。
ちなみに、イベントの方では、フラを習っている人なら知らない人はいない有名なハワイアンシンガー、ナプア・グレイグ(Napua Greig)も出演していたようだ!
私が今習っているフラもナプアの曲。
しかし、私達が到着したのは11:30過ぎだったので、見逃してしまった…残念過ぎる↓↓
開催日時
- 開催期間:8/17(金)〜8/19(日)
- 開催時間:8/17(金),18(土)→10:00-21:00、19(日)→10:00-17:00
Uberのおばちゃんによれば、このお祭りは毎年8月の第三金曜日、ハワイの州制記念日を含むこの3連休に開催されるのだとか。
2019年の8月の第三金曜日は8/16なので、19年8月16日〜8月18日の期間にハワイに滞在予定の方は要チェックである。
開催地はニール S. ブライスデル・センター
開催地は、アラモアナショッピングセンターから400mほどの所にあるニール S. ブライスデル・センター(The Neal S. Blaisdell Exhibition Hall and Arena)である。
ドーム型のアリーナと、横にある展示ホールの二つの建物がある。
ニール S. ブライスデル・センター(The Neal S. Blaisdell Exhibition Hall and Arena)
- 住所:777 Ward Avenue Honolulu, Hawaii 96814
- アクセス:ワイキキ方面からは13番バスで20〜30分
入場料
ちなみに、スポンサーであるFirst Hawaiian Bankのオアフ島支店では入場料が$1オフになる割引クーポンが配布されているらしい。
私たちは入場の列に並んでいる時に、韓国人の女の子達から「要らないからあげるわ!」とこの割引クーポンを譲ってもらうことができた。
※ちなみに言っておくが、この手は私ではなく夫の手である。
(毛が生えてるじゃん!?と思われた人がいそうなので、念のためw)
Made in Hawaii 2018に行ってみる
The Busを使ってニール S. ブライスデル・センターへ
ワイキキ方面からは、クヒオ通りを走る13番のThe Busで行くことができる。
ローカルの人達も利用するバスの中は超満員!
アラモアナを過ぎた辺りから道が混み始め、30分ほどかかって到着した。
まず見えて来たのはニール S. ブライスデル・センターのアリーナの方。
東京ドームと同じくらいの大きさだろうか?
いざ、入場
入場チケットを買うために列に並ぶ。
入場料を支払うと、手に”XHALL”というスタンプを押してくれる。
これが入場チケット代わりだ。
Exhibition Hall(展示ホール)
中に入れば、手作り感満載のゲートが出迎えてくれる。
果てしなく並んだブースに、人!人!!人!!!
さすが、ハワイ全土からローカルが集まってくるという最大のお祭りというだけのことはある。
これを一つ一つ見て回れば、丸一日あっても足りなそうだ。
…その前に体力保つかな。。w
全ブースを紹介したいところだが、不可能なのでこの中のほんの一部を紹介しよう。
アパレル・クラフト部門
まずはハワイアンファッション関連のブースから。
↑こんな感じのアパレルショップが五万とある。私も何着かTシャツをGet♪
↑ローカルアーティストによる手工芸品のお店。センスが良い。
↑ケイキ(子供)用のミニミニパウスカート!娘がいたら絶対買ったのになぁ。。
↑レイのお店も。
↑こんなにしっかりしたレイが$9!日本なら確実に3,000円近くしそう。。
ハワイアンジュエリー部門
ハワイアンジュエリーのお店も、現地のハワイアンジュエリーの老舗から、新人デザイナーの作品までズラリと揃っていた。
↑こちらはハワイ島の老舗ブランド、Lehua Jewelers(レフア・ジュエラー)。
2013年よりメリーモナークを制したミス・アロハフラに贈られるバングルの製作を受けている憧れのハワイアンジュエリーショップだ!
フラを習い始めてからというもの、バングルが欲しくて欲しくてたまらなかった私。
もちろん、このお店でも試着させてもらったが、バングルの話をすると長くなるので別の記事に書こうとと思う。
↑こちらは比較的新しいジュエリーデザイナーのブースのようで、若い子達に大人気だった。
↑こちらのお店では、ハワイの美しい景色をそのままアクセサリーに閉じ込めたアクセサリー。
食品部門
フードセクションのメインはアリーナの方のようだが、こちらでも興味深い食品が結構売られていた。
↑ハワイ産のビーフジャーキーやポテトチップスなどなど。このお店は賑わっていた。
↑ハワイアンバターモチ!?や、ハウピアパイなどを自分で手作りしたい時にはこちらで粉を買えばいいらしい。
↑謎のバターモチ。味見が無くて残念だった・・
↑ハワイの人々の神聖な食べ物、ポイも売っていた。ポイはタロイモをすり潰してモチモチにしたもの。
味見させてもらったら、もっちりした食感と、ほのかな甘みと酸味を感じる、不思議な食べ物だった。
↑美味しかったのがこれ!ハワイアン・フムス。通常はヒヨコ豆から作るフムスだが、こちらはタロイモで作られているらしい。ターメリック味やスパイシーチリなど、色々な味があった。日持ちすれば買って帰りたかったのだが、残念。。
↑グアバパンとタロイモパン。
↑小腹が減ったという夫がお買い上げ。この大きさだが、残り3日で食べきってしまった(笑)
アメリカのパン特有のイースト菌の風味が香り、タロイモのほのかな甘みがする優しくてしっとりした美味しいパンだった。
Exhibition Arena(展示アリーナ)
さて、次は「巨大ファーマーズマーケット」ことアリーナ側へ回ってみる。
…とはいえ既にホール側を一周回って既にクタクタだったw
中にズラリと並ぶ食べ物!食べ物!!食べ物!!
ここでもお目にかかった、ポンデケージョとカヌレ。
ハワイの人もモチモチのものが大好きなようだ。
何だかますます他人と思えない。
Ulu(ウル。パンの木の実)のパン。
モッチモチで、ほのかな酸味があって美味しかった。
パンの木は英語でも”Bread tree”と言って、ハワイの人々がよく食べるフルーツのようだ。
前の記事で聖地ウルポ・ヘイアウについて書いたが、Uluはここで祀られていた戦いの神の化身とも言われているそうだ。(パンじゃちょっと弱そうだけど。。)
「パンの実ってどんな形!?」と興味のある方はこちらのサイトで紹介されている↓
また2番目に書かれている”Kalo Brownies(カロのブラウニー)”の ”Kalo(カロ)”はタロイモのこと。
…あれ、この真ん中のウクレレ、どこかで見たことあるような…w
ミス・ハワイ・USA(Miss Hawaii Island USA)
ミス・ハワイ・USA(Miss Hawaii Island USA)も駆けつけていた。
可愛い。
思わず彼女と同じドレスを買いに走りそうになったが、同じような思考の女子達がこの店に殺到しており、「1時間待ち」と言われ、我に返って辞めた。
というわけで、1日で回りきれないほどの店が大集結したMade in Hawaiiであったが、夫も私も大満足であった。
せっかくハワイに行ったなら、観光地のワイキキに籠ってばかりでは少し勿体無い。
もし8月の第三金曜日を含む週末にハワイを訪れることがあったなら、少し足を伸ばしてみてはいかがだろうか。
2018年8月 7泊8日ハワイ旅行
1日目 カイルア滞在(バケーションレンタル)
- Uberを利用してホノルル空港→カイルアへ
- カイルア ホールフーズのデリでランチ
- Airbnbで手配した宿泊先へチェックイン
- カイルアビーチまで地元散歩…からの花粉症発症!?
- 夕暮れ時のカイルアビーチと、やっておけば良かった楽しみ方
- 人気店ウアヒ アイラン ドグリルで絶品ハワイ料理
2日目 カイルア滞在(バケーションレンタル)
- ブーツ&キモズでメニューを間違える痛恨のミス!
- カイルアのレンタサイクル3店舗を比較→自転車GETでロコ気分
- ラニカイビーチでシュノーケリング
- $10未満でボリューム満点ランチができるFatboy’s
- カイルア ファーマーズマーケットで夜ご飯
3日目 カイルア滞在(バケーションレンタル)
4日目 ワイキキ滞在(アロヒラニ・リゾート)
- ハワイ最大のローカルの祭りMade in Hawaii 2018
- ハワジュ:お手頃価格で素敵なバングルが欲しい!→今人気のローカルジュエリーをご紹介
- アロヒラニ・リゾート1Fの「モモサン・ワイキキ」でディナー
5日目 ワイキキ滞在(アロヒラニ・リゾート)
- ハナウマ湾でシュノーケリング
- 至高のルアウ「パラダイス コーヴ」
6日目 ワイキキ滞在3日目(アロヒラニ・リゾート)
- ヒルトン・ワイキキの「マック24/7」で朝食
- オアフ島一周ツアー
- ヤードハウスでディナー
7日目 ワイキキ滞在4日目(アロヒラニ・リゾート)
- 「デュークス・ワイキキ」で朝食
- ロイヤルハワイアンセンターでフラレッスン
- カラカウア通りをアラモアナまで散歩
- アロヒラニ・リゾートの空中バーで食前酒
- マヒナ・アンド・サンズで最後の夕食
8日目 帰国日
- アロヒラニ・リゾート→ホノルル空港へ